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1年8ヶ月ぶり、民主党政権で2回目となる死刑の執行が行われました。
小川法相は、記者会見で執行の判断の要素として「国民の大半が死刑を支持し、裁判員裁判でも死刑が選択されている。」(毎日新聞2010年3月29日夕刊)と述べています。
しかし、そもそも選任手続きで死刑判決を選択しないことを言明した裁判員候補者は、選ばれない仕組みになっています。そして選任された裁判員には、これまでの量刑に沿った死刑判断を求められ、死刑制度に反対だから死刑にしないという選択は許されません。もし、そういう主張をすれば裁判長からすれば裁判長から解任されるでしょう。
また、死刑判決は、裁判官を含む過半数の多数決で決定されるので、もし裁判官の3人が死刑を選択した場合には、裁判員6人中2人が死刑を選択すれば死刑判決が出ることになります。ですから、これまでの死刑判決も裁判員の過半数を超える4人は死刑に反対だった可能性もあります。
これらを考えると、裁判員裁判で死刑判決が出ていることは、何ら国民の支持を意味するものではありません。こうした法相の発言は、国民を欺くものではないでしょうか。このような形で裁判員制度が死刑存続の理由として利用されたということは、懸念された裁判員制度導入のもっとも悪い面が出てしまったように思います。 (た)
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当会では、毎週日曜日ラジオ大阪にて番組を放送中です。
1月放送分の放送内容は以下のとおりです。

「どうなってるの?裁判制度」(ラジオ大阪1314)
毎週日曜日 午前8:30~8:45

2012年1月1日・8日   「韓国の陪審員」
2012年1月15日・22日 「裁判員制度の問題点」
2012年1月29日「今後、裁判員制度をどのように変えれば良いのか」

是非お聞き下さい。
当会発行の書籍「司法の犯罪(冤罪)は防げるか―裁判員制度を検証する」が、ブックレビューで取り上げられました。

敢然と社会に問題提起を続ける今や数少ない雑誌である「インパクション」の最新号170頁のブックレビューで、短くですが好意的に紹介されています。

「インパクション」182号 定価1300円+税
編集・発行:㈱インパクト出版会
東京都文京区本郷2-5-11
TEL 03-3818-7576
FAX 03-3818-8676
Eメール impact@jca.apc.org
http://www.jca.apc.org/~impact/
連続セミナー第13弾の開催概要が決定しましたので、お知らせ致します!

連続セミナー第13弾~司法の犯罪(冤罪)は防げるか~
日程:2011年11月~2012年3月の毎月1回土曜日
時間:午後1時開場、1時30分~4時30分
場所:西本願寺津村別院・北御堂会館ホール
  (大阪市中央区本町4丁目1-3)
会費:1回1000円
  (学生無料、5回連続参加の場合は4000円)
申込先:陪審制度を復活する会事務局
    〒530-0047
    大阪市北区西天満3-8-13-301
    樺島法律事務所気付
    TEL 06-6365-1847
    FAX 06-6365-1822
    Email m-kaba@kabashima-law.jp
お名前、ご住所、ご連絡先及び希望申込回をご記入の上、
郵送、FAX、メールにてお申し込み下さい。
受講料は、当日受付にてお支払い願います。

第1回 2011年11月26日(土)
    「知事抹殺・福島原発の真実」
    ~つくられた福島県汚職事件~
    講師:佐藤 栄佐久 氏(福島県前知事)

第2回 2011年12月17日(土)
    「冤罪と捜査」~知られざる日本警察を語る~
    講師:原田 宏二 氏(「市民の目フォーラム北海道」代
       表、元北海道警察釧路方面本部長)

第3回 2012年1月14日(土)
    「いかにして人質司法を打破するか」
    ~韓国における身体拘束制度について~
    講師:下村 忠利 氏(大阪弁護士会)

第4回 2012年2月18日(土)
    「光市事件の懲戒請求・名誉毀損事件の経過」
    講師:足立 修一 氏(広島弁護士会・光市事件弁護団)

第5回 2012年3月10日(土)
    「またしても冤罪か!東電OL殺害事件の犯人とされたゴ
    ビンダさんの弁護人に聞く」
    講師:神田 安積 氏
      (第二東京弁護士会・東電OL殺害事件弁護人)

  この度、当会では、「司法の犯罪(冤罪)は防げるか―裁判員制度を検証する」を発刊しました。最寄りの書店、ネット販売等でお求め下さい。

 「すなわち、それは、現在の職業裁判官による刑事裁判が多くの冤罪を生んでいることなど、その欠陥を徹底的に暴露し、裁判員制度がその職業裁判官による裁判を温存しようとする欠陥多きものであることを明らかにするとともに、いったん裁判員裁判を『体験することによって目覚めた国民の主権者たる自覚と責任感が、遠からずこれらの欠陥を克服して、裁判員法廷を真の主権者の法廷に作り替えるであろうこと』への期待が込めて書かれたものである。」(当会代表世話人・石松竹雄「発刊にあたって」より)

「司法の犯罪(冤罪)は防げるか―裁判員制度を検証する」
出版社:奈良新聞社
定 価:本体1,200円+税
執筆者:石松竹雄、生田暉雄、土屋公献、石田文之祐、伊佐千尋、田森洋樹、沢登佳人、前田知克、樺島正法、木村壯、高見優、浅野健一、薬師寺公夫

購入サイト(奈良新聞社)
http://www.nara-np.co.jp/book/index.html#form

司法の犯罪は防げるか
 

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